2021年1月28日、泉北高校男子バスケットボール部向けにオンラインキャリア教育を行いました。
ゲスト講師には、元プロバスケットボール選手で現在金沢工業大学男子バスケットボール部監督の佐々木瑛さんをお迎えしました。
佐々木さんはクラブチームに所属時1試合で104点取ったことがあります。
大学卒業後にあるコーチからピックアンドロールについて教わり、またご自身でも勉強や工夫を重ねてプレイの質を高めた結果取れた点数とのことでした。
当時はまだ今のようにYouTubeでプレイの解説をする動画もありませんでしたが、佐々木さんはバスケットボールを始めた頃から、自分なりにどうすれば上手くなるかを追求していました。
そうした姿勢が1試合104点という偉業を可能にさせ、プロへの道に繋がったのだと思います。
佐々木さんがお話していたことをいくつかピックアップします。
・再現性が大切で、偶然できたではなく、うまくいった理由を言語化できること。
・試合でレベルの高いチームに挑むには、練習でそのレベルを作り出さなければならない。
・負けた後、ダメな点だけを指摘し合うのではなく良かった点も話し合いポジティブな雰囲気にする。
・新しい世界に飛び込むのは不安がつきまとうが、飛び込んでみると新しい発見が待っている。
何回もチャレンジしていると不安を感じなくなる。
まずは少しでいいから飛び込んでみる。
・Bリーグは日本のただのトップリーグではなくNBAにもチャレンジできるレベルの世界的なリーグになってほしい。
高校生の質問にも全て明確な回答をしてくださいました。
その姿はまさしくプロフェッショナルでした。
私個人的には、現在指導者として心掛けている、「チャンピオンのような振る舞い、チャンピオンとしての行動を促す」ことにより選手に考えさせる、というところが勉強になりました。
練習の集合時間を決めず、チャンピオンに相応しい練習をするためにどのくらい前に集まればいいかを学生に考えさせるそうです。
佐々木さん、お忙しいところありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。